その科学が成功を決める
- 作者: リチャード・ワイズマン,木村博江
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2010/01/26
- メディア: ペーパーバック
- 購入: 25人 クリック: 493回
- この商品を含むブログ (95件) を見る
ちなみに自己啓発そのものを否定しているわけではなく、この本自体が「科学的に正しい自己啓発法」を紹介している。
以下、自分のためのメモ。
効果のない自己啓発
- プラス思考はかえって不幸になる
- 自分の欠点を全く言わないのは効果がない
- 将来の理想的な自分をイメージはしない方がいい
- 「集団思考」は想像力の欠如を招き、リスクの高い決断にもなりがち
- ハードルを高くして「いい女」を演じたり、マニュアル通りの会話をしたり、大勢の異性からよく思われようとすると逆効果
- 大声で叫んだりサンドバッグを叩いたりには意味がない
- 夫婦間で話し合いを重ねても関係は改善しない
- 正直者とうそつきを見抜く絶対的方法は存在しない
- ほめる教育、脅す教育は逆効果
- 筆跡鑑定による性格診断は効果が殆どない
効果のある自己啓発
- 打ち明け日記を書く。感謝の気持ちや理想的な未来を、愛を込めて
- お金を使うなら、品物よりも体験が良い。自分以外のことに使うことも大切
- 微笑む。背筋をのばす。楽しげにふるまう
- 面接では、就職先の愛すべき点を挙げ、会社に対する興味をあらわす。面接官にはためらうことなく敬意を示す。面接官と自分とで互いに興味をもてる、仕事とは無関係の話題で雑談をする。笑顔で面接官と視線を合わせる。自分の弱点は面接のはじめに切り出す。自分のミスに過剰反応をしない。位置は真ん中を選ぶ。簡単な言葉遣いをする。
- フランクリン効果。しくじり効果。他人がいないところでは褒める。
- 人は顔の見える個人に関心をもつ
- 相手にまず前向きな言葉を言わせる
- 覚えやすい名前は好感をもたれる
- 相手にまず前向きな言葉を言わせる
- ゴロのよい言葉には効果がある
- 人は自分に似た人を好きになる
- ユーモアには効果がある
- 相手から最大の好意が期待できるのは、与えた直後
- 赤ちゃんの顔に人は惹かれる
- 段階に分けた着実な計画を立てる
- 自分の目標について人に話す
- 成功した場合に起こるいいことを考える
- 目標に向かって前進できたら自分にほうびを出す
- 進みぐあいについて日記をつける
- ほんの数分やってみる
- 目標達成でえられるメリットと、途中に控えている現実的な困難の両方を視野に入れてバランスをとる
- ダイエットは、ゆっくり食べる。細長いグラスで飲む。おいしいものは視界から遠ざける。ながら食べをしない。食器は小さめにする。食事日記をつける。後悔を励みにし、ジムでは鑑を見ない。体型を鏡で自覚する
- 問題を書き出し、パズルを解き、問題に対する答えを書き出す。ちがうことをする。視点を変える。遊ぶ。好奇心をもつ。メンバーを入れ替える
- 緑色や植物には想像力を高める力がある
- 独創的な絵を見る。テーブルを手前に引く。腕組みをする。横になる
- 相手の二の腕に触れる。デートはドキドキする場所で行う。最初からずばり聞いてしまう。
- ストレスを減らすには他の人のために祈る。クラシック音楽を聞く。太陽を浴びる。笑う。マイナス体験のいい面を見つける。思い込みで健康になる
- 目を見つめる。サプライズを起こす。相手の欠点を言うときは「でも」を使う。もっと仲の悪いカップルを思い出す
- 複雑な決定は無意識の力にゆだねる。過去の実績から作業時間を読む
- 急に口数や動作が少なくなったら要注意。顔の見えない相手には嘘を吐きやすい。「うーん」や「えー」が増えたら要注意。ただし確実に嘘を見分ける方法はない
- 子供にはおどすより毅然とした態度が効果的。結果ではなく努力を褒める
- ステッカーを車に貼ってる運転手には要注意
- 成功した自分ではなく、前進する自分を想像する