アナログ放送終了から古い体制のきしむ音がする

衛星なら600億円で済んだ国費投入が2兆円にもなってしまった。


主に山間部の難視聴地域はどうしてもカバーしきれず、アナログ停波と共にテレビ放送が受信できなくなる地域ができるかも知れない(中略)その結果あきれたことに現在、新たに発生する難視聴世帯向けに地上デジタル放送と同じ番組を、放送衛星から放送するという事態になっている。それだったら最初から衛星で放送すればよかったのだ。しかも、この難視聴世帯向け放送は、スクランブルをかけてあって難視聴と認められた地域及び届け出が受理された世帯でしか受信できない上、画質もHDTVではなく従来のテレビ放送のSDTV画質という“いじわる”まで付いている。


アナログ停波と共に一体何%の世帯がテレビ放送から脱落するのだろうか。総務省の最新調査は2010年12月時点のデータを2011年3月にまとめたもので世帯普及率は94.9%となっている。しかし、普及率最低の沖縄では88.9%。あと11%が7月24日までにゼロになることはないだろう。

http://pc.nikkeibp.co.jp/article/column/20110721/1033131/

話には聞いてましたが、改めて聞くと実にヒドイものです。