語彙

閼伽(あか):aqua、仏教用語で水
回向(えこう):修行の結果を相手に与える
勧請(かんじょう):神の霊を分けて他の神社に分祀すること
脚絆(きゃはん):すねに巻く布
挙措(きょそ):立ち居振る舞い。挙止。「―端正」
颯々(さっさつ):1 風が音を立てて吹くさま。2 人柄などが、さっぱりしたさわやかな印象を与えるさま。
瑞兆(ずいちょう):よいこと、めでたいことのある前兆。吉兆。瑞祥。「―が現れる」
塔頭(たっちゅう):1 禅宗で、大寺の高僧の死後、弟子がその徳を慕って墓の塔の頭(ほとり)に構えた寮舎。2 大寺院の敷地内にある小寺院や別坊。脇寺(わきでら)。
独鈷(どっこ、とっこ):[1]密教で用いる仏具の一。種々の金属・象牙などを主材料とし、中央に握り部分があり、両端がとがっている杵形(きねがた)の仏具。とこ。独鈷杵(とつこしよ)。→金剛杵(こんごうしよ)[2}独鈷を連ねた図形を織り出した織物。
貪婪(どんらん):[名・形動]《「とんらん」とも》ひどく欲が深いこと。また、そのさま。貪欲。たんらん。「―に利益をむさぼる」「―な知識欲」
佩刀(はいとう):[名](スル)刀を腰におびること。また、その刀。帯刀。「―した武士」
襤褸(ぼろ、らんる):《擬態語「ぼろぼろ」から出た語》1 使い古しの布。ぼろきれ。「―で靴を磨く」2 着古して破れた衣服。また、つぎだらけの衣服。「―を着る」3 隠していた都合の悪い点。また、失敗。「―を隠す」4 破れたり、こわれたりしているもの。また、役に立たなくなったもの。「―くず」「―家」
膂力(りょりょく):筋肉の力。また、腕力。「―衆にまさる」