最短で結果が出る超仕事術
- 作者: 荘司雅彦
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/01/24
- メディア: 単行本
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例えば、この人はどの本でも「法律力は英語力よりも会計力よりも役に立つ」と連呼している。しかし、事実は、人によって違うでしょうね、というところだろう。本人の適性や職種によって、結論が明らかに異なるような問題を、こうやって断言してしまう点には強い違和感を覚える。ましてや弁護士さんが「法律力は素晴らしい」というのは、誰から見てもポジショントークだろう。
しかし、自分の感覚で述べている結果、読みやすかったり、説得力を生んだりもしているので、このスタンスは功罪相半ばする、といったところか。
個人的に役立ったのは以下の記述。
- 1について100調べる。上司が言ったことでも調べる。他人に訊く前にある程度以上の調査をする
- 声の調子は重要。ヴォイストレーニングにも挑戦してみよう
- 電話は無礼な道具だと心得え、自分自身で電話をかけるようにする。時間帯にも細心の注意を払う
- 相手の立場で考える。会うときには必ずアポを。相手の出方や戦略を考えるときは、必ず複数の仮説を立てておく
(2012年5月5日追記)
- 即決・損切り・フォロー(躓いても次のアクションをとる)が重要