殷周伝説 第10巻

最後の強敵張奎・高蘭英夫妻との戦い。
孟津の会合(孟津は三国志で王匡が反董卓の義兵を駐屯させた地でもある)。
そして紂王の最期を描く。


飛廉・悪来親子は最後までしょーもないヤツだったなぁ。歴史では死んだはずだがこの漫画では商の財宝を運び出して姿を消した。ところで悪来は力自慢だったらしく、典韋がその名で呼ばれたそうな。
男達の足を切り、妊婦の腹を割く紂王はもちろん悪いヤツだが最期は中々潔かった。最後まで忠誠心を見せた名もない二人が渋いね。