（脱）原発問題について
今後の日本のエネルギー問題については、短期的には騙し騙しやっていくしかないとして、長期的には以下の３通りの方向（の組み合わせ）が考えられると思う。
もちろん、２や３を選ぶ場合は核廃棄物処理の問題も出てくる。
さて、１を「お花畑」だと批判する人は多く、その批判には相当の妥当性があると私も思うのだけれど、では彼らが２や３を選ぶのかと言うとそうではないところが１を主張する者に劣らず「お花畑」だ。
あれだけ散々嘘に嘘を重ね、菅首相が東電に直接怒鳴り込んだと言うほどに民主的コントロールが及んでおらす（それ以外にも原発が聖域になっている証拠はいくらでも挙げられる）、結果地震が起きる度に「想定外の」事故を繰り返す（中越沖地震でも『想定外』の事故があった）、時には地震が起きなくてもレベル４の事故を起こす連中を放置しておいても今後原発事故が起きないと考えるなら、そいつはバカだ。
現状のまま放置しておいたら必ずまた福島のような悲劇が起きると考えるのがまともな考えである。
今後も原発を稼働するとして、福島のような悲劇の再発を容認しないのなら、原発村に相当の変革が必要となるのは子供でもわかる理屈。
もちろん、現状において原発村は全く変わっていない。
